学校は常に整った環境を用意してあげましょう

さまざまな問題を考慮した学校選び

学校は常に整った環境を用意してあげましょう 義務教育の時代は学校についてはどちらかというと受身の立場ですが、高校、大学進学となると話は変わってきます。選ぶ立場として子ども希望、学力、学費、通学の手段、時間、費用などさまざまな問題が降りかかってきます。その中でも子どもが受験に合格できるレベルであるかということが最大の問題になります。しかも学校の授業内容や場所によって子どもや家族の生活にも影響を及ぼす場合があります。例えば自宅から学校までの距離が遠ければ当然朝自宅を出る時間が早くなるわけですし、距離が近かったとしても部活や課外授業によっては帰宅が遅くなることもあります。それまで家族一緒に食事をしていたのが子どもだけ時間がずれるということも起こりえます。子どもの環境の変化は家族の生活の変化へと繋がるわけです。

我が家の娘の高校進学の際も自宅から近い高校を選ぶか、電車とバスで二時間近くかかる高校を選ぶかで悩みました。どちらも公立高校で学費の面ではほとんど変わりませんでしたが、自宅から近いほうが交通費がかかりません。しかし結果的に子どもが勉強したい学科があるということで自宅から遠い方の高校を選びました。これは大学進学まで視野に入れた娘の判断です。娘自ら通学の大変な高校を選んだわけですが、本当に勉強したい内容で選んだ点で後悔はなかったと思っています。